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2015-06

アルバム 6月 パパッとパエリア

Bonjour!

タイトル パパッとパエリア

メニュー

* トルティージャ(スペインオムレツ)

* サラダ・ジュレドレッシング

* 魚貝のパエリア

* ガスパチョ

* チュロス・ア・ラ・メゾン

* ザクロのカクテル風(ソフトドリンク) or サングリア

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今回のソフトドリンクはザクロシロップを使いサングリアの様にフルーツを漬け込みました。このような自家製ドリンクもたまには良いようです。

今月は料理教室2年目のスタート月でした。

順調に歩める有難さを感じています。

良いレシピで生徒様に恩返しです。

佐藤錦のタルト

Bonjour!

完熟した佐藤錦を沢山いただきました。滅多にある事ではなく、ただそのまま食べるには多すぎるのでサクランボのタルトを作る事にしました。

サクランボのタルトに使う品種はアメリカンチェリーがほとんどです。果肉が厚く甘くそして焼き上がると美しい紫色の果汁がアーモンドクリームに沁みて見るからに美味しく出来上がります。

日本のサクランボは色も味も全く違い又高価なのでわざわざ買ってまで焼き菓子を作る事はありませんでした。

そして日本のサクランボは何よりもフレッシュで食べるのが一番美味しいと思っていました。

しかし今日はそんな贅沢な使い方が許される嬉しい日です。

 

 

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焼き上がった時のサクランボの発色は思っていた通り元の色とはさほど変わらず逆に色があせていましたが時間がたつとほんのりとした日本のさくらんぼらしい可愛らしい薄紅色になりました。

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さて、味ですがそこまで美味しい物とは思っていなかったのとは全く逆で何とも美味しいタルトに出来上がっていました。

この佐藤錦は大粒の完熟したもので生地と共に加熱した果肉はアメリカンチェリーにも勝る厚みと歯ごたえが残り又優しい甘さが白桃を食べているかのようでした。

そして上に飾ったフレッシュのサクランボはまったりと濃厚なクレームパティシエ―ㇽと一緒に食べると甘かっただけに思っていた佐藤錦がちょっ爽やかな酸味を感じさせ果汁のほとばしりが贅沢な気分にしてくれました。

この佐藤錦タルトはちょっと渋めの赤ワインと頂くとタルトもワインもやめられなくなるくらい最高のマリアージュでした。

初めてのお買い物

Bonjour!

今日は兄2人と私の3人で初めて一緒に出掛けました。

私の育った家には仏壇がなく6月に亡くなった母の為に準備しなくてはなりません。

下の兄の提案でどうせならば沢山仏壇がある所で見比べながら気に入った物を買おうではないかと駅で待ち合わせました。

長い通りに沿って仏壇のお店がいくつもありました。

簡単な説明をしていただきそしてまた次のお店へと移りながらひたすら歩きました。いろいろ見ているうちに益々何が何だか分からなくなってきました。誰もピンときたものは無いようで「いつ買えるのかしら?」と思いながら兄達の後ろを歩いていきました。

暫く行くとショーウインドに飾られたご本尊様が目につきその仏具店に入ってみました。

兄が「ご本尊様にもいろいろの顔があるからよく見たほうが良いぞ」と言っていたのでじっと見てみました。きりっと口を結んだしっかりとした表情のご本尊様でした。

「○○ちゃん(下の兄)に良く似た顔だからマミー(母)もこのご本尊様と一緒ならばきっと喜ぶんじゃないかしら」と私の意見。

結果このご本尊様に決めました。やっと一つ目のお買い物が出来ました。

そしてこちらのお店は仏壇の数はそう沢山はなく、皆で展示されていた仏壇をざっと見ていたらある一点の仏壇に目がいき

「お洒落な母さんにぴったりな仏壇だ」と兄二人がそろっての感想。もちろん私も同感でした。

結局こちらのお店で全てを揃えていただき無事お買い物は終了致しました。

もうお昼をまわっていました。お昼ご飯は3人揃って食べることはなく上の兄は銀座へ、下の兄はお昼ご飯を食べに行き、私は横浜に向かうということで分かれて行きました。

 

3人の兄弟が母と共に暮らしたのは20年ちょっと。

母や兄弟と別々に暮らし始めて60年以上も経っていました。

しかし離れた月日はなんの支障もなく仏壇探しを通して母を3人の子供が同じように見ていたことが良く分かりました。

私達それぞれを十分に愛してくれた母。

急な葬儀だった為私達の好きだった元気ではつらつとした母の写真は見つける事が出来ませんでしたが今になってその頃の物が出てきました。

私の手帳には昔可愛がっていたハムスターと今共に暮らす犬のシャーロットそして韓国に居る娘の写真が挟み込んであります。これからは元気な姿の母の写真も入れようと思います。

亡くなる1年前位から歩けなくなった母。

今私はその母の物を身に付けて「いつも一緒に歩こうね」と葬儀の時に約束しました。

今さらですが・・・。

 

7月の料理はこんな感じ

Bonjour!

7月は「エスニック」です。

メニュー

* タイ風さつま揚げ

* 押し麦サラダ

* ブリワット(春巻き風)

* エスニックヌードル

* ココナツブラマンジェ

* ソフトドリンクorアルコール

 

タイ風さつま揚げ

タイ風さつま揚げ

 

押し麦サラダ

押し麦サラダ

 

ブリワット(春巻き)

ブリワット(春巻き風)

 

エスニックヌードル

エスニックヌードル

 

ココナツブラマンジェ

ココナツブラマンジェ

 

これから暑くなる夏を意識して食欲の出そうな5品にしてみました。

前菜の3品はご飯にもおつまみにもと万能なメニューです。

エスニックヌードルはお野菜の中に麺が隠れています。

そしてデザートは白ワイン・ブラマンジェ・マンゴの層で出来ています。トロンとした食感でアクセントにミニココナツアイスをちょこんと乗せました。

 

料理教室

Bonjour!

6月29・30日、料理教室開催日を追加致しました。

興味のあるメニューがございましたら是非ご参加下さい。お待ち申し上げております。

母を想う

Bonjour!

母が他界し1週間が経ちました。

入退院生活をして約1年でした。

30代から始めたゴルフ。最高ハンディ13を出して頑張っていた時代もありましたがまさか歩行できなくなるなんて予想もしていませんでした。

最期は眠るように逝ってしまいました。

 

病に伏してから母に対する自分の気持ちが少しずつ分かってきました。

「一人で大きくなったような顔をして」と言う言葉がありますが正に私に向かっての言葉だと思います。

下の兄がこう言っていました「これまでの自分たちを創ってくれたのは母」と。

全くそう思いました。それなのに私は自分だけで頑張ってきたと思い上がっていました。母に申し訳なく、生前に感謝できなかった情けない自分と後悔で涙が止まりませんでした。

 

この一年の間、母の顔を見ながらこんな事を感じていました。

一つはこの世で私の健康を心から心配してくれていたのは母だったのではないのか、という事です。話せなくなった母のそばでふと感じたことでした。もうそこまでの心配をしてくれる人がいなくなってしまう寂しさが込上げてきました。

もう一つは母の看病を通して長い事離れていた兄弟の結びつきから思ったことです。

私にとっては上の兄は素敵なセンスを持ち衣食の事なら何でも答えてくれます。

下の兄は抜群の頭の良さと正義の塊で私を導てくれます。自慢の兄達の妹としてこの世に私を産んでくれたことを母に感謝しています。

兄達と比べると私はかなり劣った子供でしたが母は急かすこともなく叱る事もなく大事に育ててくれました。

3人の子供をそれぞれに合ったように育ててくれていたようです。

 

そして辛い時期の老後から亡くなるまでの間母を最も大切にしてくれたのは私や兄ではなく主人でした。

私の両親を同じ敷地内に住まわせ、離れて暮らしている兄たちに代わって実の子供以上に両親たちを世話してくれました。

主人には本当に感謝しています。

そして母はそれ以上に有難く思い、幸せを感じていたことでしょう。

 

母の大好きな甘酸っぱい林檎をたっぷりと入れたアップルパイを作りました。

 

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「たくさん愛してくれてありがとう

これからは一緒に歩いていこうね」とメッセージを添えて棺に入れました。

 

孝行したいときに親はない そんな気持ちです・・・。

 

 

 

 

紫陽花

Bonjour!

犬のお散歩で歩くとあちこちに色の美しい紫陽花が目につきます。

初めて見たような気がする真っ白の色。

 

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お皿のキャンパスにこんな風に白紫陽花。

 

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家の青い紫陽花。

 

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お皿のキャンパスの青紫陽花はこんな。

 

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そして私が一番好きな紫陽花はたまにしか見かけませんのでお皿のキャンパスでむらさき紫陽花を一輪。

 

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5月に咲き乱れた藤の花を見れば藤饅頭を作りたくなり、紫陽花の季節になるとこの和菓子を作りたくなります。

四季を表現できる和菓子は見て楽しみ、食して味わうことが出来るということもあって茶道と共に歩んできたのもよく分かります。

 

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最近は和菓子作りが多くなりました。

材料もシンプルで作業も単純なので構えた気持ちがなくすんなりと始められます。

ゆったりとした時間の流れがとても心地よく感じられるそんな年齢になってきたのでしょうか。

 

楽し焼き(今川焼)

Bonjour!

先日作った3種類の餡で作った物はこちらです。

今川焼です。

 

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今川焼作りは初めての試みですが、もう使わないと思っていたセルクルがしかも洋菓子作りではなく和菓子作りで役立つとは思いもよりませんでした。

 

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セルクルは油を薄く塗れば型離れも良く大変優秀な道具です。ですから

焼き上がっても今川焼の皮が油臭くないわけです。

 

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直径5cmの今川焼の中身は70g近くの餡がびっしりと詰まっています。

「楽」という焼印を押して楽しんでみました。

「楽し焼き」私のブランドにしたい位かわいく、文字通り楽しい時間でした。

美味しい物に巡り会い、また同じような物を食べたくなり、そして自分で試行錯誤を繰り返し似た味を作るのは時間さえあればとっぷり浸かりたいくらい充実して楽しい事です。

そして幸せの時間です!

うぐいす豆

Bonjour!

子供の頃ご近所にお惣菜やさんがありました。

私はそのお店のうぐいす豆の煮豆が大好きでした。

今でも今川焼などの餡の選択をする時はうぐいす餡があればもちろんそれにします。

そのお惣菜やさんのうぐいす豆の煮豆は、①豆の潰れ加減がなといっても素晴らしい②甘さも家で食べるような甘味③自然なうぐいす豆色。どれをとっても最近は見ることのできない煮豆で、それを量り売りで売っていました。

しかし考えてみれば昔はこういった無添加の家庭の味のお総菜屋さんが普通だったのだと思います。

お店の裏手で各家庭にあるような台所で奥さんが自分の家で食べるおかずと同じ味付けをして店に出す、そんな製造だったからでしょう。

あのお店のような味にはなりませんがたまに食べたくなると作ります。

今回作る気になったのは三政屋の自慢焼きのうぐいす餡を食べてからです。残念ですが三政屋のうぐいす餡もあのお惣菜やさんとは違います。もちろん用途により固さなどの違いはありますね。

 

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これではダメ。

もっと潰れていなければ美味しくありませんが今日は諦めます。

どうせ煮るならば白インゲン豆と小豆も煮ました。

 

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煮上がるまでどれだけつまみ食いをしたことか。

しかし自分で煮た豆は豆の香りが良く、そしてとことん美味しくって止められません。

さてこれで何を作ろうかしらン?

 

 

 

 

パエリアの鍋

Bonjour!

今月の料理教室のメニューのメインはパエリアです。

レッスンではパエリア鍋を使う予定です。

「パエリア鍋がないと作れない?」と言う質問がございました。

いいえ、そんなことはありません。

作る人数分によって大きさを選ぶ必要はありますがフライパンさえあれば上手にパエリアが出来ます。

こちらは私の手持ちのフライパンです。これで野菜パエリアを作ってみました。

底辺が17㎝です。上部が27㎝です。

2~4人分位は作れます。今日は2人分のお米で仕込みます。

 

 

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冷蔵庫にこんなお野菜しかなかったのでちょっと具不足かもしれません。お茄子も2本位は入れたかったのですが家で採れたのはたったの1本だったので今日はこれで我慢。しかし驚いたことに採れたてお茄子がこんなに美味しい物とは思いませんでした。

シンプルですが美味しい野菜パエリアが出来ました。

レシピも皆様がお帰りになって直ぐに作れる位分かり易く書きました。

失敗無しです!

 

そしてもう1品、生徒様が楽しみにしていらっしゃるデザートのチュロスですがバニラアイスはもちろん準備してありますがプラリネのアイスも作っておきましたよ!

お腹に余裕のある生徒様、是非リクエストを待っていますね。

 

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